AWSのビジネスインテリジェンス (BI) サービスである Quicksight でRDSに直接アクセスして様々な分析をしてみた。まずは Sign Up してプランを選択する。今回は Enterprise を選択。月払いだと $24 + Session料金 + SPICEの利用料が課金される。
SPICEとは、Super-fast, Parallel, In-memory Calculation Engineの略称で、QuickSightの専用インメモリの計算エンジンです。初期ユーザーに対して1GBの無料枠が利用できます。また、Enterpriseプランではユーザー1名につき10GBの無料枠が付きます。
では早速試してみましょう。
AWSアカウントで QuickSight にサインアップします。
Sign up を行うとサンプルのデータセットと分析が4パターン入っているが、ここで色々なグラフを作成する練習が出来る。不要であれば削除しよう。
今回はプライベートセグメントにあるRDSに接続を行うが、公式で以下のように説明されているのでこれを参考にして頂きたい。
Amazon QuickSightのプライベートVPC内のデータアクセスの設定方法について | Amazon Web Services
はじめに 今回の記事では、先日一般公開された「Amazon QuickSightのプライベートVPC内のデータ
何点か嵌りポイントがあるので以下、気を付ける事。
- QuickSight用のパブリックセキュリティグループのインバウンド設定でRDSが使用しているセキュリティグループをソース指定し、すべてのパケットを許可する
- RDSが使用しているセキュリティグループのインバウンド設定にもQuickSightが使用しているセキュリティグループをソースとして、すべてのパケットを許可する
- IAMのロールに以下のロールがQuickSightによって追加されているので許可を追加する。
- QuickSightにて先ほど作成したパブリックセッキュリティグループがあるVPCの追加を行う。
- QuickSightにてデータセットの追加を行うときはデータベースサーバーの欄はエンドポイント名を入力する
私はここでデータベース識別子を入れてしまい、以下のエラーが出て嵌ってしまった。
Amazon QuickSight からこのデータベースに接続できません。ホストの IP アドレスを確認できません。サーバーが実行中であることと、QuickSight データソースが検証されていることを確認してください。
エラーの詳細
リージョン: ap-northeast-1
タイムスタンプ: 1234567890
requestId: 0e09bd0b-ecfc-42cf-9b68-be4d1f9b8dbb
sourceErrorCode:UNKNOWN_HOST_FAILURE
sourceErrorMessage:Hostname sub-rts-prod-replica resolution failed
今回はここまで。